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医療の「その先」を支えるために。 第58回CVIT東北地方会(福島)での学びと、僕たちの役割。

  • 2月26日
  • 読了時間: 5分

はじめに:場違い感から始まった、福島での一日


先週、福島県で開催された『第58回日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)東北地方会』に参加してきました。


カテーテル治療の最前線に立つお医者様たちが集まる学会です。

会場に着いた瞬間、正直に言うと「場違いなところに来てしまった…」と、ものすごいアウェー感に襲われました(笑)。

周囲は先生方ばかりで、分科会も専門的なオペの話が中心。リハビリ型デイサービスの経営者である僕がここにいていいのか、と不安いっぱいのスタートでした。


でも、一日を通して参加してみると、心の底から「来てよかった。来なければ機会損失だった」と感じる、素晴らしい学びの時間になりました。



1. 「レジェンド」佐藤匡也先生から教わった、組織のあり方


今回の学会で、僕が勝手についていくことに決めたのが、坂総合病院の佐藤匡也(ただや)先生でした。


分科会で若手の先生に鋭く、かつ的確な質問を投げかけるおじいちゃん先生(失礼ながら!)を見て、「この方は絶対にすごい」と直感したんです。

後で知ったことですが、佐藤先生はカテーテル治療の世界では「レジェンド」であり、「神の手」を持つとも称される大変な権威の方でした。


そんな先生が全体講演で語られたのは、技術論ではありませんでした。

中心にあったのは、「組織文化」と「スタッフへの想い」です。


1994年に勉強会を立ち上げた際、医師よりもコメディカル(医療スタッフ)の参加者が圧倒的に多かったことに感動し、そこから全国へ広がる連携の仕組みを作られたこと。

「資格の上下ではなく、機能で連携するんだ」という言葉そして、「飲みニケーションこそが重要なんだ!」と豪語するチャーミングなお人柄。


技術を極めた方が最後に行き着くのが「信頼関係」「対話」であることに、深く、深く感動しました。

坂総合病院さんがリハニックの近くにあること、そして佐藤先生のような素晴らしい先生がいらっしゃる背景を知り、僕たちが受け取るバトンの重みを再確認しました。


2. 急性期と生活の「つなぎ目」にある、僕たちの責任


福島での学会は、東北各地の病院の熱気に溢れていました。


石巻赤十字病院のチーム力: 「カテより家庭」をスローガンに、崩壊寸前だったチームを院内トップクラスの信頼を勝ち取るまで再構築した山中先生。そのお人柄と、チームへの誇り。


須賀川病院・仙台オープン病院の先生方: 地域医療を支えるために、退院後の患者さんの生活をどう守るかという課題に向き合う姿勢。


北海道循環器病院・南田看護師のユマニチュード: 拘束や薬ではなく「関わりの質」で患者さんの尊厳を守る看護。


先生方が命を救った「その後」には、必ずその方の「生活」があります。

病院での高度な治療と、地域での生活。その間にある「空白」を埋めるのが、僕たちリハニックの役割です。


山中先生と少しお話しした際、「その“つなぎ目”こそが大切だよね」と優しく同意してくださったのが、何よりの励みになりました。


3. リハニックが、これから大切にしたいこと


今回の学会を経て、経営者として改めて心に誓ったことがあります。


一つは、「学びたい人が、スッと学べる環境」を作ること。


会場で見た若い先生やスタッフの方々の熱い眼差し。

リハニックのスタッフにも、あんな風に新しい知見に触れてワクワクしてほしい。そのための環境づくりは、僕の大きな仕事です。


もう一つは、「仕組みと信頼」で地域に貢献すること。


3.11をきっかけに「事業を通じて地域に恩返しをしたい」と始めたこの仕事。

特別なことではなく、技術を磨き、チームで連携し、目の前の利用者様と向き合い続ける。その当たり前で大切なことを、医療現場の熱量から改めて教えてもらいました。



おわりに:もし、あなたが「何か」に迷っているなら


この記事を読んでくださっている方の中で、自分の仕事や進路に悩んでいる方がいたら、伝えたいことがあります。


僕たちリハニックは、まだまだ完成された組織ではありません。

でも、「医療のその先にある人生」を支えたいという想いだけは、どこにも負けません。


学会で感じたあの熱気、あのプロフェッショナルの姿勢を、デイサービスという現場で一緒に形にしてみませんか。

あなたの人生にとっても、リハニックでの時間が何かの「きっかけ」になれたら、こんなに嬉しいことはありません。


福島での学びを胸に、明日からもまた、謙虚に、一歩ずつ進んでいきたいと思います。



リハニックで、もう一度「動ける喜び」を。


あなたの「挑戦したい」という気持ちを、私たちは専門知識と情熱で全力でお手伝いします。

リハニックは、リハビリ特化型(運動型)デイサービスとして、宮城県を中心に東北・北海道エリアで10店舗を展開しています。


理学療法士などの専門スタッフが、要支援・要介護認定を受けられた皆様の「その人らしい活動的な生活」をサポートいたします。

あなたらしい活動的な生活を、リハニックから始めてみませんか?


 リハニック 店舗一覧(対応エリア)


【宮城県エリア】

  • 仙台市泉区:リハニック 仙台実沢 / リハニック 仙台南光台(チャレンジドジム併設)

  • 名取市:リハニック 名取(チャレンジドジム併設)

  • 石巻市:リハニック 石巻

  • 大崎市:リハニック 大崎

  • 塩釜市:リハニック 塩釜


【岩手県エリア】

  • 花巻市:リハニック 花巻

  • 一関市:リハニック 一関


【福島県エリア】

  • 須賀川市:リハニック 須賀川


【北海道エリア】

  • 苫小牧市:リハニック イオンモール苫小牧(チャレンジドジム併設)


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