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親がデイサービスに行きたがらない。家族ができることは?
「このまま家でじっとしていたら、歩けなくなるんじゃないかしら…」 「少しでも外に出て、身体を動かしてほしい」 ご家族からすると、そんな心配があってデイサービスをすすめているのに、 本人から返ってくるのは、 「行きたくない」 「まだそんなところに行く必要はない」 「家にいた方がいい」 という言葉。 身体のことを心配してすすめているだけに、どうしたらいいのか困ってしまいますよね。 でも、「行きたくない」という言葉だけで、デイサービスそのものが合わないと決める必要はありません。 もしかすると、嫌なのは「デイサービス」そのものではなく、知らない場所へ行くことかもしれません。 たくさんの人と過ごすことかもしれません。 あるいは、「自分はまだデイサービスに通うほどではない」と感じているのかもしれません。 まずは、 "何が嫌なのか" を一緒にほどくことから始めてみてはいかがでしょう。 「行きたくない」の理由は、人によって違います デイサービスを嫌がる理由は、ひとつではありません。 例えば、 ・知らない場所や知らない人が不安 ・集団で過ごすことが苦手 ・長い時間
11 時間前


涼しくなったら、少しずつ。夏の運動不足から秋に活動量を戻すコツ
2026年、今年の東北の夏は、「暑かった」というよりも、「よく雨が降ったなあ」という印象が残っている方も多いのではないでしょうか。 6月に、「もう夏が来た?」と思うような日があったかと思えば、その後は梅雨らしい空模様が続きました。 「梅雨、いつまで続くんだろう」 そんなことを思っているうちに子どもたちは夏休みへ。せっかく出した庭のプールも、雨続きでなかなか出番がなく、我が家ではそのまま "巨大な貯水槽" になってしまいました。 そして気づけば、もう秋の気配。 今年は暑さだけでなく、雨のために外へ出る機会が減っていた方も多かったのではないでしょうか。 だからこそ、久しぶりに晴れた日は、なんだか嬉しくて外を歩きたくなります。 ただ、夏のあいだ活動量が少なくなっていた身体を、急に以前と同じペースへ戻そうとする必要はありません。 散歩を少し再開する。買い物へ出かける。家の中で立って動く時間を少し増やす。 秋の運動は、そんな "小さな再開" からはじめてみませんか。 「運動しないと体力が落ちそう」――夏の終わりに聞かれた声 リハニックの現場では、お盆明けに
3 日前


デイサービスがない日は何をする?週1・週2でも運動を続ける工夫
「デイサービスに、もう少し通えたらいいのに…」 そんなふうに感じる方もいるかもしれません。 特に要支援1・要支援2では、地域の制度やケアプランなどによって、利用回数が週1回・週2回程度になることがあります。 以前の記事 でも、実際の利用状況を調べたところ、要支援1では週1回程度、要支援2では週2回程度の利用がかなり多く見られました。 では、デイサービスがない日はどうしたらいいのでしょうか。 大切なのは、 「デイサービスに通う回数」=「身体を動かせる回数」ではない ということです。 週1回でも、週2回でも。 それ以外の日にも、生活の中で身体を動かすきっかけをつくることはできます。 デイサービス以外の日も、「少し動く」を続ける 「運動」と聞くと、まとまった時間をつくって体操や筋力トレーニングをしなければならないように感じるかもしれません。 でも、毎日の生活の中にも身体を使う場面はたくさんあります。 たとえば、 朝、椅子に座って簡単な体操をする 洗濯物をたたむ、片づける いつもより少し遠い場所まで歩く 買い物へ出かける テレビを見ながら足や腕を動かす
9月11日


残暑で外を歩けない日はどうする?ショッピングモールを「散歩コース」にする方法
9月に入っても、まだ暑さが残る時期。 「運動のために少し歩いた方がいい」と思っていても、暑い日に屋外を歩くのはなかなか大変です。 特に高齢になると、 「暑いから今日はやめておこう」 「買い物は家族にお願いしよう」 と外出する機会そのものが減り、気づけば家の中で過ごす時間が長くなることもあります。 そんな日に、ひとつの選択肢になるのがショッピングモールなどの屋内施設を利用した散歩です。 運動のためだけに歩くのではなく、 「夕飯の材料を見に行く」 「秋物の服を見てみる」 「本屋をのぞいてみる」 そんな用事を、身体を動かすきっかけにしてみませんか? 「30分歩く」より、「ちょっと見に行く」 運動を続けるうえで意外と難しいのが、「歩く理由」をつくることです。 「健康のために30分歩きましょう」と言われても、毎日それだけを目的に外へ出るのはなかなかしんどいですよね。 一方で、買い物には、目的があります。 毎日の食品を買う。 季節の服を見る。 新しい本を探す。 気になるものがあれば自然とその売り場まで歩きますし、「他のお店はどうかな?もう少し見てみよう」と、
9月4日


要支援1・要支援2でデイサービスは週何回?実際の利用回数と決まり方
「要支援1になったら、デイサービスは週1回まで?」 「要支援2なら、週2回通えるの?」 介護認定を受けてデイサービスを探し始めると、利用回数について疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。 実際に検索すると、 「要支援1は週1回、要支援2は週2回」 と説明されていることもあります。 確かに、実際の利用でもそのような回数になるケースは多くあります。 ただし、要支援1・2の方が利用するサービスは、要介護の方とは少し仕組みが異なります。 結論からいうと、 要支援1だから必ず週1回、要支援2だから必ず週2回、と全国一律に決まっているわけではありません。 今回は、要支援1・2のデイサービス利用回数について、制度の仕組みと、リハニック3店舗・3か月分の実際の利用予定、さらに現場でよく聞く「その回数になった理由」から考えてみます。 要支援1・2のデイサービスは「総合事業」 要支援1・2の方が利用する通所サービスは、主に市町村が実施する「介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)」の中で提供されています。 総合事業は、全国ですべて同じサービスを提供する仕組みでは
8月28日


親の変化に気づいたら、まず誰に相談する?介護が気になったときの最初の一歩
お盆の帰省で、久しぶりに親とゆっくり過ごした。 その中で、 「前より歩くのが遅くなった気がする」 「同じ話を何度もするようになった」 「家の中が少し散らかっていた」 「買い物や料理が大変そうだった」 そんな小さな変化に気づいた方もいるかもしれません。 でも、帰省が終わって自宅へ戻ると、今度は別の迷いが出てきます。 これって、どこかに相談した方がいいのかな。 病院へ行くほどなのか。 介護保険を使うほどなのか。 市役所に相談するのか。 それとも、もう少し様子を見ていていいのか。 親本人は「まだ大丈夫」と言っているし、大げさにしたくない。 今回は、そんなときの「最初の一歩」について考えてみます。 最初から「介護が必要か」を決めなくても大丈夫 親の変化に気づいたとき、 「介護が必要なのか、必要ではないのか」 と、すぐに答えを出そうとしてしまうことがあります。 でも、最初からそこまで決める必要はありません。 年齢を重ねれば、以前より疲れやすくなったり、外出する機会が減ったりすることもあります。 一方で、小さな変化が、身体の不調や生活のしづらさのサインになっ
8月24日


要介護1でデイサービスは週何回利用できる?回数の決め方と考え方を解説
「要介護1になったら、デイサービスは週何回まで利用できるの?」 介護認定を受けたばかりの方や、ご家族からよく聞かれる疑問のひとつです。 先に答えると、要介護1だから「週○回まで」と一律に決まっているわけではありません。 週1回の方もいれば、週2回、週3回と利用する方もいます。 どのくらい利用するかは、本人の身体状況や生活上の困りごと、ほかに利用している介護保険サービスなどを踏まえて、ケアマネジャーと相談しながら決めていきます。 要介護1に「デイサービスは週○回」という決まりはありません 要介護1の方が利用できる介護保険サービスには、1か月あたりの「区分支給限度基準額」があります。要介護1の場合は、1か月16,765単位です。 この範囲の中で、デイサービスだけでなく、訪問介護や福祉用具の貸与など、必要なサービスを組み合わせて利用します。 つまり、「要介護1だからデイサービスは週2回まで」というような全国共通の決まりがあるわけではありません。 デイサービスをどのくらい利用できるかは、利用する事業所のサービス提供時間や内容、加算、ほかの介護サービスの利
8月17日


お盆の帰省で「親が弱ってきたかも」と感じたら。家族が確認したい小さな変化
お盆の帰省は、久しぶりに家族とゆっくり過ごせる機会です。 いつものように迎えてくれた親を見て、ほっとする一方で、 「こんなに歩くのが遅かったかな」 「前より少し小さくなったように見える」 「家の中が、以前より片付いていない」 「同じ話を何度も聞いた気がする」 そんな小さな変化に気づくかもしれません。 毎日一緒に暮らしていると分かりにくい変化も、久しぶりに会う家族だからこそ気づける場合も。 ただ、気になったからといって、すぐに「介護が必要」「認知症かもしれない」と決めつける必要はありません。 まずは、以前との違いをゆっくり見てみましょう。 立ち上がりや歩き方が変わっていませんか? 親の身体の変化に気づきやすいのは、立つ、歩く、階段を上るといった日常の動作です。 たとえば、 椅子から立つときに何度も反動をつける 机や壁につかまることが増えた 歩幅が小さくなった すり足になった 少し歩いただけで休みたがる 階段や段差を避けるようになった といった変化はないでしょうか。 「歩いてみて」と試験のように確認する必要はありません。 一緒に買い物や墓参りへ出かけ
8月10日


夏休みに孫が来る!高齢者が疲れすぎず、一緒に楽しく過ごすコツ
スーパーの季節用品売り場に、「おぼんだま」と書かれたポチ袋が並んでいました。 お正月のお年玉ならぬ、お盆玉。 子どもを持つ親の立場としては、「お正月にもいただいたのに、夏まで……すみません」と、ちょっと遠慮してしまうところです。でも、おじいちゃん、おばあちゃんにとっては、孫が遊びに来る日を指折り数えて待つ楽しみの一つなのかもしれません。 ちなみに「お盆玉」という名前は、紙製品メーカーのマルアイが、お盆に子どもや孫へお小遣いなどを贈る習慣を「お年玉」になぞらえて名付けたもの。2010年に商品を発売し、商標登録しています。紙製品メーカーが夏のポチ袋文化をつくっていたとは、ちょっと意外です。2026年の調査では、渡す金額は1,000円から4,999円が中心でした。やはり、お正月よりは少し軽めの「夏のお楽しみ」という感覚なのでしょうか。 (株式会社マルアイ・コーポレートサイト) さて、久しぶりに孫が遊びに来る日は、うれしくて、いつも以上に張り切ってしまうものです。 好きなご飯を作ってあげよう。一緒にお出かけもいいな。夜はやっぱり花火かな。...
8月7日


暑くて外に出られない日、どう過ごす?高齢者の夏の運動不足を防ぐ方法
梅雨明けが発表され、暑い日が続いています。 連日のように熱中症警戒アラートが発表され、普段の散歩や買い物など、外へ出ることを制限している方も多いかと思います。 熱中症を防ぐために、暑い時間帯の外出を控えることは大切です。無理をして運動する必要もありません。 一方で、 「最近、座って過ごす時間が増えた」 「デイサービスのない日は、ほとんど歩いていない」 「暑くなってから、立ち上がるのがおっくうになった」 という状態が続くと、 本人も家族も「このまま体力が落ちないだろうか」と心配になるのではないでしょうか。 夏の運動不足を防ぐために必要なのは、暑さを我慢して外へ出ることではありません。 休む日は休みながら、家の中でできる動きを少しずつ続けること。 今回は、暑くて外出しにくい日の過ごし方について考えます。 暑い日に外出を控えるのは、間違いではありません 「体力を落とさないためには、毎日歩かなければ」 そう考えて、暑い日にも無理をして外出する必要はありません。 特に高齢になると、暑さや喉の渇きを感じにくくなることがあります。気温や湿度が高い日は、外出時間
7月27日


感謝で終わらせない、という選択
ある利用者さんで、病院からの退院後、理学療法士の専門的なリハビリを受けたくて、市外からわざわざ、家族の送迎で1時間かけて通ってくる方がいた。 近くに、同じような事業所はいくつもある。それでも「ここがいい」と、毎回1時間かけて通い続けてくれた。 その「1時間」が、どれだけの負担なのか、ちゃんと想像してみてほしい。 送り迎えをする家族の時間も、ガソリン代も、天気の悪い日のしんどさも、全部含めての1時間だ。 だいたいは、ここで完結する話だと思う。熱心な利用者さんがいて、それに応える現場がある。美談として、社内報の隅にでも載せて終わり。「ありがたいですね」で、誰もヒーローにも悪者にもならずに終わる話。 でも、うちの会社はそこで終わらなかった。 「その人が住む市で、サービスを始めよう」 正直、最初に聞いたとき、意味がよくわからなかった。一人のために、新しい拠点を作る。コストで考えたら、まったく割に合わない。稟議の途中で誰かが冷静になって止めていてもおかしくない話だと思う。「気持ちはわかるけど、現実的じゃないよね」って。 でも、うちはやった。...
7月20日


【あはき法 特別編】2026年7月改定―「地域医療の要」としての訪問鍼灸、次なるステージへ―
全4回にわたり、2026年7月改定の具体的な対策をお伝えしてまいりました。 最終回で「手続きの適正化」を強調しましたが、制度への対応が完了した今、私たちが目を向けるべきは「改定のその先」にある、治療院の未来像です。 今回は、制度適正化の先にある「地域医療における訪問鍼灸の真価」についてお話しします。 「ルール遵守」はスタートラインにすぎない 今回の改定を機に、多くの治療院が事務管理をデジタル化し、記録の質を向上させました。 これは素晴らしい変化ですが、実はこれは「地域から選ばれ続けるための最低条件」を整えたに過ぎません。 これからの訪問鍼灸は、単に「保険を使って訪問する」というモデルから「地域包括ケアシステムの一翼を担う、専門的治療・リハビリテーションのパートナー」としての存在感が求められます。 専門性を軸にした「選ばれる理由」の作り方 「逓減制」の影響で頻回訪問の収益モデルが変わった今、重要になるのは「いかに少ない訪問回数で、患者様のQOLを最大化するか」という、施術のクオリティそのものです。 1.他職種との「共通言語」の確立...
7月14日


長く続けるための、夏の整え方。
テレビの前が、急ににぎやかになった瞬間がありました。 日本代表がゴールを決めた瞬間のことです。 「ヤッター!」という声が重なって、それまでじっとしていた利用者さんも、スタッフも、一緒に沸いていました。 どんよりとした湿気の重さが、その瞬間だけ、どこかへ消えたような気がしました。 夏は、そういう季節です。 体はしんどい。でも、心は動く。 そのギャップが、いつもより大きくなる季節でもあると思います。 暑さが、じわじわと体に乗ってくる 気温が30度を超えると、誰でも体への負担を感じます。でも、高齢になると、その影響がもう少し複雑になります。暑さを感じにくくなる、水分を欲しがるサインが出にくくなる、気づかないうちに脱水が進む。「なんとなくだるい」「今日は頭が重い」という感覚が、実は体からのサインであることが少なくありません。 バイタルサインに、それは正直に出てきます。普段より血圧が高い、脈が乱れやすい。体が「今日はきつい」と言っている日は、確かにあります。 「休む」は、やめることではない こういう季節になると、リハビリをお休みされる方が増えます。それ自体
7月10日


人を、今だけで見ない会社の話。
うちの採用担当は、なんか変。(いい意味で) 先日、社内のあるメールを見てそう思いました。 それは、仙台市の機能訓練指導員の求人。理学療法士として応募された方との面接を終えて、採用担当から送られてきた所感。(ちなみに採用担当も理学療法士です) 人柄や将来性への期待。 今の経験とは少しミスマッチがあるけれど、将来的にきっと活躍できる人材になるという見通し。 だからこそ、今ではないけれど、いつかまたタイミングが整ったら声をかけたい。 なんなら、自分の人脈で良い職場を紹介してもよいくらいだ、 とまで。 そんな「人を見る目」が、文章の端々から伝わってきたのです。 単なる合否判断ではない。 可能性や時間軸まで見据えた「見立て」が、そこにはありました。 こういう場面に出会うたびに、私は思います。 この会社は、「人の現在地」ではなく、「変化の途中」を見ている会社なんだな、と。 最大瞬間風速ではなく、この風はどんな意思を持って、どれくらいの力で、どこへ吹こうとしているのか。それを一緒に考えてくれる会社だと思っています。 総務という立場上、会社のさまざまな場面に居合
7月3日


【あはき法 第4弾】2026年7月改定―「手続きの適正化」で守る、治療院の信頼と未来―
全4回でお伝えしてきた「2026年7月あはき法療養費改定」シリーズも、今回で最終回です。 最後を締めくくるのは、制度運用の根幹であり、皆様の治療院を守るための「同意書管理と手続きの適正化」についてです。 制度運用の「最後の砦」とは どれほど質の高い施術を行っていても、どれほど患者様に寄り添ったサービスを提供していても、請求手続きに不備があれば、それは「適正な医療サービス」とはみなされません。 今回の改定では、オンライン診療による同意の制限など、同意書に関するルールがより厳格かつ具体的に明文化されました。 これは、国の審査基準がこれまで以上に「書類の整合性」を厳しくチェックするフェーズに入ったことを意味します。 レセプトの返戻や査定は、単なる事務的ミスとして片付けるには大きすぎるリスクを孕んでいます。 「請求の正当性」を堂々と証明するために レセプト返戻を確実に防ぎ、調査が入った際にも毅然と対応できる体制を作るためには、以下の3点を院内で徹底してください。 1.同意書管理の完全デジタル化・マニュアル化 同意書の取得時期、医師の署名、有効期限の管理を
6月30日


【あはき法 第3弾】2026年7月改定―「明細書発行加算」で実現する、信頼される透明な運営―
第3弾となる今回は、今回の改定で新設される「明細書発行加算(10円)」について解説します。 一見すると小さな金額の加算項目ですが、これは療養費制度における「運営のあり方」を大きく変える可能性を秘めています。 なぜ「明細書」の交付が必要なのか これまで、療養費の請求は「領収書」の交付で済まされるケースも多く、患者様やご家族にとって、実際に支払っている金額が「どの施術に対して、どのような計算で算出されたのか」が見えにくいという課題がありました。 今回の改定で新設された「明細書発行加算」は、患者様に対して料金の内訳を明記した明細書を無償で交付することで算定できる項目です。 これは国が、療養費の仕組みをよりオープンにし、患者様が自分の受けているサービスの内容と対価に納得できる状態を作ることを求めている証拠です。 「事務負担」ではなく「信頼獲得のツール」と捉える 多くの先生方から「事務の手間が増えるだけではないか」という声が聞かれます。 確かに、毎回の発行は工数がかかります。 しかし、視点を変えてみてください。 費用内訳を可視化し、丁寧に説明することは「私
6月27日


【あはき法 第2弾】2026年7月改定―「訪問施術料」の区分細分化と効率的運用のポイント―
連載第2弾となる今回は、施設訪問を中心に行っている治療院様にとって、収益構造に直結する「訪問施術料の区分細分化」について解説します。 「同一建物」の評価がよりシビアに 今回の改定において、訪問施術料の算定ルールは同一建物内で施術を受ける患者様の人数に応じて、より細かく区分されることになりました。 従来からあった基準に加え、新たに「訪問施術料4(10〜19人)」および「訪問施術料5(20人以上)」が新設されます。 この変更の狙いは、1つの施設内で効率的に施術を行うことに対する「スケールメリット」の反映と、同時に大人数への訪問に対する評価の適正化です。 つまり、人数が多ければ多いほど、1人あたりの単価が調整される仕組みが強化されたということになります。 今、現場で確認すべきこと 施設訪問を主軸にしている場合、まずは「貴院が現在訪問している施設で、何名の患者様を施術しているか」を正確に把握することが最優先事項です。 1.正確な患者人数の集計 改定日以降、どの施設がどの区分(1〜5)に該当するのか、改めてリストアップしてください。 2.算定フローの再構築
6月23日


【あはき法 第1弾】2026年7月改定―あはき法「頻回施術」の逓減制―
2026年7月1日、あはき(あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師)療養費制度が大きな転換期を迎えます。 本連載では、今回の改定で押さえておくべき4つの重要ポイントを、現場の実務視点を交えて順を追って解説します。初回となる今回は、治療院の経営モデルに最も直接的な影響を及ぼす「頻回施術の逓減制」について詳しく見ていきましょう。 なぜ「逓減制」が導入されたのか 今回の改定において国が最も重視したのは、療養費運用の「適正化」です。 これまで、一部のケースでは漫然とした長期・頻回な施術が横行しているのではないかという懸念が指摘されてきました。 この背景を受け、今回の改定では、同一患者に対する「月16回以降」の施術について、施術料や訪問施術料などが所定料金の50%に減算されるという新しいルールが導入されます。 この「逓減制」の導入目的は、単なるコストカットではありません。 「本当にその施術回数が必要なのか」という医学的根拠を再確認し、患者様の状態改善に向けた計画的な施術を推進することにあります。 現場に求められる「ケアプランの再構築」...
6月19日


デイサービスは週何回通うのが効果的?利用回数の目安と考え方
デイサービスの利用を検討している方やご家族から、 「週に何回くらい通うのが良いのでしょうか?」 というご質問をいただくことがあります。 デイサービスは利用回数が多いほど良いというものではありません。 一方で、少なすぎると運動や活動の習慣化が難しくなることもあります。 今回は、デイサービスの利用回数の目安と考え方について解説します。 デイサービスの利用回数に決まりはある? 介護保険サービスとしてデイサービスを利用する場合、「週○回まで」という全国共通のルールはありません。(要介護の場合*) 実際の利用回数は、 介護度(支給限度額の枠内か) 身体の状態・利用目的(リハビリの必要性など) ケアプラン(ケアマネジャーによる計画) などによって決まります。 そのため、同じ要介護1の方でも週1回利用する方もいれば、週3回以上利用する方もいます。 まずは「何回通えるか」ではなく、「何のために通うか」を考えることが大切です。 *要支援の方はルールが異なります 要支援1・2(総合事業)の方の場合、全国共通のルールはありませんが、お住まいの市区町村(自治体)ごとに「
6月16日


デイサービス利用中に体調が悪くなったらどうなる? ~体調不良時の対応について~
こんにちは! 先日、岡山へ行ってきました。桃太郎の岡山県です。 梅雨入り直後で、「晴れの国」と呼ばれる岡山でも、滞在中は毎日雨。 驚いたのは田んぼです。 東北ではGW明け頃が田植えのピークですが、岡山では田植えの真っ最中。まだ代かき中の田んぼもありました。 東北よりかなり暖かいのに、なぜ?と思ったら、 そこが「晴れの国」。 東北は雪がダム代わりになって、雪解け水が田んぼにたまりますが、 岡山は雪が降らないから、梅雨の水をためて田植えをするんだそうです。 しかし、梅雨の時期は服装が難しいですね。 同じ20度でも、湿度が高いと半袖、低いと上着が必要なくらい肌寒い。 調節が大変でした。 そんな梅雨の時期、デイサービスでも、体調を崩しやすくなる方が増えてきます。 ご家族からも、 「利用中に具合が悪くなったらどうなるの?」 というご質問をいただくことがあります。 今回は、デイサービス利用中に体調不良が起きた場合の一般的な対応についてご紹介します。 まずは無理をせず安静に デイサービスでは、利用中に体調不良を訴えられた場合、まずは無理に運動を続けることはあり
6月11日
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