在宅・介護の現場で、いま鍼灸が求められている理由
- a-sugawara
- 1月12日
- 読了時間: 3分

―「治す」より「支える」時代の、鍼灸師の役割とは―
高齢化が進む日本において、「在宅医療」「介護」「地域包括ケア」という言葉は、もはや特別なものではありません。そのなかで近年、あらためて注目されているのが在宅・介護分野における鍼灸の役割です。
鍼灸は、病気を劇的に治す医療というよりも、生活の質(QOL)を支える医療として発展してきました。この特性こそが、在宅・介護というフィールドと強く結びついています。
■ 在宅・介護の現場に多い「鍼灸が得意な症状」
在宅や介護の現場で多く見られるのは、次のような状態です。
慢性的な腰痛・膝痛・肩の痛み
原因がはっきりしないしびれや違和感
関節拘縮や筋緊張
冷え、倦怠感、睡眠障害
不安感や自律神経の乱れ
これらは、画像や数値では評価しにくい不調である一方、本人の生活には大きな影響を与えます。
鍼灸は、こうした「グレーゾーンの不調」に対して、身体全体のバランスを見ながらアプローチできる数少ない手段です。
■ なぜ在宅・介護と鍼灸は相性が良いのか
在宅・介護の現場では、「無理に動かさないこと」「安全性」「継続性」が重視されます。
鍼灸には、
ベッド上でも施術が可能
強い刺激や大きな動きを必要としない
体力が落ちた方にも対応できる
痛みや不安をやわらげる効果が期待できる
といった特長があります。
そのため、要介護度が高くなるほど、鍼灸の持つ“やさしさ”と“柔軟性”が活きてくるのです。
■ リハビリ職や看護との「補完関係」
在宅・介護では、PT・OT・看護師・ケアマネジャーなど、多職種連携が欠かせません。
鍼灸師は、
痛みや緊張を和らげ、動きやすい状態をつくる
自律神経や全身状態を整える
リハビリの“前段階”を支える
といった役割を担うことで、他職種と競合せず、補完的な立場を築きやすい職種です。
「動かす前に整える」この視点は、在宅・介護の現場で非常に重宝されます。
■ 在宅・介護は、鍼灸師が“鍼灸師らしく”いられる場所
外来中心の施術では、どうしても時間・単価・回転率が意識されがちです。
一方、在宅・介護の現場では、
利用者一人ひとりと向き合える
生活背景を含めて身体をみる
小さな変化を大切にできる
といった、鍼灸本来の価値を発揮しやすい環境があります。
「治療して終わり」ではなく、「生活を支え続ける」。
この考え方に共感できる鍼灸師にとって、在宅・介護は大きな可能性を秘めた分野です。
在宅・介護 × 鍼灸を、安心して実践できる場所
― デイサービス「リハニック」という選択 ―
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