top of page
shutterstock_100487740.jpg

ブログ

仙台七夕が、リハニック名取にやってきました~季節を感じる、手づくりの七夕飾り~

  • 13 時間前
  • 読了時間: 4分

リハニック名取の手作りの七夕飾り

リハニック名取に、今年も七夕飾りが登場しました。


天井から下がる大きな吹き流し。色とりどりの和紙。そして、たくさんの小さな折り鶴。

見上げると、まるで仙台七夕の飾りが室内にやってきたような華やかさです。



利用者様と一緒に作った、手づくりの七夕飾り


今回の七夕飾りは、スタッフと利用者様の共同作業で制作しました。スタッフ2名と、利用者様5〜7名ほどが参加し、約2か月かけて少しずつ作り上げたものです。


特に時間をかけたのは、小さな折り鶴です。

一羽一羽、紙を折り、形を整えていく作業は、想像以上に根気がいります。折り方そのものは、皆さんよく覚えておられたそうです。

「昔、よく折ったね」

そんな記憶が、手の動きと一緒によみがえってくるのかもしれません。


ただ折るだけではなく、端をそろえること。折り目を丁寧につけること。細かな部分まで指先を使うこと。

こうした作業は、手指の運動にもつながります。

リハビリというと、マシン運動や歩行練習を思い浮かべる方も多いかもしれません。もちろん、身体を動かす運動は大切です。

でも、指先を使うこと。季節を感じること。誰かと一緒にひとつのものを作ること。

それも、日々の生活を豊かにする大切な取り組みのひとつです。


今回の制作では、全員に同じ作業をお願いしたわけではありません。

「作りたい」と積極的に参加された方もいれば、近くで制作の様子を見守ってくださる方もいました。


手を動かして参加する。

そばで見て楽しむ。

完成していく様子を見ながら声をかける。

参加の形は、それぞれ違っていていいのだと思います。



小さな折鶴が集まって、リハニック名取の七夕飾りを彩っています。



「ここで七夕見物できてうれしい」


完成した七夕飾りを見た利用者様からは、こんな声が聞かれました。

「実際の七夕を観に行くことが難しいから、ここで七夕見物できてうれしい」

この言葉を聞いた時、七夕飾りの意味が少し変わったように感じました。


ただの飾りではなく、外へ見に行くことが難しくなった季節の景色を、リハニックの中で楽しんでいただくためのもの。

仙台七夕は、宮城に住む私たちにとって、とても身近で特別な夏の風景です。

けれど、人混みや暑さ、歩く距離のことを考えると、以前のように気軽に見に行くことが難しい方もいらっしゃいます。


だからこそ、

「ここで見られてうれしい」

という言葉が、スタッフにとっても、とても嬉しいものでした。


ほかにも、

「よく作ったね、ありがとう」 「七夕が終わったら欲しい」 「毎回季節のものが見れて楽しい、次は何が見れるのかしら」

そんな声も聞かれています。



季節を感じることも、リハビリのひとつ


認知症を患う方も飾りに気づいてくださり、自然と七夕の歌を口ずさまれる場面も。

季節の飾りを見て、歌を思い出す。歌を歌いながら、昔の記憶や季節の感覚がよみがえる。

また、リハニック名取では、口腔訓練の中で季節の歌を歌うこともあります。

それは、単なる行事ではなく、心や身体に働きかける時間でもあります。


リハビリは、運動だけではありません。

身体を動かすこと。手先を使うこと。季節を感じること。誰かと一緒に楽しむこと。

その一つひとつが、日々を少し明るくしてくれるものだと思います。


春には、手づくりの桜。

夏には、手づくりの七夕飾りが、さらさらと涼しげな音を立てています。

利用者様にとって、ここが少しでも季節を感じられる場所でありますように。


7月後半には、みんなで短冊に願い事を書きます。

仙台七夕まであと1ヶ月です。



この風景を見て、「いい取り組みだな」「なんだかあたたかいな」

そんなふうに感じていただけたら、ぜひ一言でも感想をいただけると嬉しいです。

現場で関わっているスタッフにとっても、

そして私たちにとっても、

とても大きな励みになります。


どんな小さなことでも大歓迎です。お気軽にお送りください。



bottom of page