「今日は無理しない」も大切なリハビリ―利用者様からは見えにくい、安全確認の裏側
- 2 日前
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先日、利用者様の体調不良時の対応について話し合う機会がありました。
「こういう時、他の店舗ではどうしている?」
「どのタイミングで休憩を入れている?」
「ご家族へ連絡する目安は?」
日頃から利用者様と接しているからこそ、現場で迷う場面や悩む場面もあります。
そこで、各店舗での経験や工夫を共有しながら、より安全に、より安心して利用していただくための意見交換を行いました。
また、医療・リハビリテーション分野で示されている安全管理の考え方も参考にしながら、通所介護としての機能訓練を安全に行うための対応を確認しました。
利用者様からは見えにくい「安全確認」
利用者様から見えるのは、マシン運動、歩行練習、スタッフの声かけ。
でも裏側では、
「この血圧で始めていいか」
「途中で息切れが出たらどうするか」
「顔色が悪い時に誰に報告するか」
「家族やケアマネにどう共有するか」
を常に考えています。
また、各店舗の対応方法のすり合わせも行っています。
その確認は、利用者様をお迎えした時から始まっています。
送迎車から降りる時の歩き方、表情、声の大きさ。
そして血圧や脈拍などのバイタル測定。
利用者様から見れば、いつもの朝の風景かもしれませんが、スタッフはその一つひとつから、その日の体調を確認しています。
数値だけでは分からない、その日の体調
比較的よく見られるのが血圧の変化です。
いつもより血圧が高めの時には、すぐに運動を始めるのではなく、まずは休憩をしていただいたり、ベッドサイドでできる運動に切り替えて様子を見たりすることがあります。
反対に、血圧が低めの時には、睡眠や食事、水分摂取の状況をお聞きしながら、立ち上がった時のふらつきがないかなどを確認します。
また、脈拍や顔色、息切れの有無だけでなく、
「昨日はよく眠れましたか?」
「今日は朝ごはんを食べてきましたか?」
といった何気ない会話の中から、普段との違いを感じ取ることもあります。
数値だけで判断するのではなく、利用者様の表情や動き、ご本人のお話なども含めて、その日の状態を総合的に見ながら、運動内容や運動量を調整しています。
「無理をしない」も大切なリハビリ
時には、
「今日は少し運動量を減らしましょう」
「まずは休憩してから始めましょう」
「今日はベッドで少し休みましょう」
とお声がけすることもあります。
リハビリというと、「頑張ること」が大切だと思われがちです。
しかし、高齢の方の体調は、季節や気温、睡眠、食事、水分量、服薬状況など、さまざまな要因で変化します。
だからこそ、私たちは「頑張ること」だけでなく、
「今日は無理をしない方がよいかもしれない」という視点も大切にしています。
無理をしないことも、長く通い続けるための大切なリハビリです。
利用者様やご家族には見えにくいけれど、
安心して通っていただくための大事な仕事についてご紹介しました。
リハニックでは、これからも安全管理に関する知識と意識をアップデートし続け、皆さまが笑顔で過ごせる場所をつくり続けられるよう、一歩一歩進んでまいります。
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