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親の変化に気づいたら、まず誰に相談する?介護が気になったときの最初の一歩

  • 11 分前
  • 読了時間: 5分

お盆の帰省で、久しぶりに親とゆっくり過ごした。


その中で、


「前より歩くのが遅くなった気がする」

「同じ話を何度もするようになった」

「家の中が少し散らかっていた」

「買い物や料理が大変そうだった」


そんな小さな変化に気づいた方もいるかもしれません。


でも、帰省が終わって自宅へ戻ると、今度は別の迷いが出てきます。

これって、どこかに相談した方がいいのかな。


病院へ行くほどなのか。

介護保険を使うほどなのか。

市役所に相談するのか。

それとも、もう少し様子を見ていていいのか。


親本人は「まだ大丈夫」と言っているし、大げさにしたくない。

今回は、そんなときの「最初の一歩」について考えてみます。



最初から「介護が必要か」を決めなくても大丈夫


親の変化に気づいたとき、

「介護が必要なのか、必要ではないのか」

と、すぐに答えを出そうとしてしまうことがあります。


でも、最初からそこまで決める必要はありません。


年齢を重ねれば、以前より疲れやすくなったり、外出する機会が減ったりすることもあります。

一方で、小さな変化が、身体の不調や生活のしづらさのサインになっていることもあります。


大切なのは、

「介護が必要かどうか」ではなく、

「最近、何か困っていることはないか」を見てみること。


たとえば、


「階段がきつくなってきた」

「買い物へ行く回数が減った」

「お風呂に入るのがおっくうになった」

「病院へ一人で行くのが不安になった」


そんな生活の変化です。


本人が「困っている」と言わなくても、以前できていたことが少し負担になっている場合もあります。

まずは、その変化を家族の中で共有しておくだけでも十分です。



まず相談するなら、地域包括支援センターという選択肢


「何から始めればいいか分からない」

そんなときに相談先のひとつになるのが、地域包括支援センターです。


高齢者の暮らしや介護、健康、生活上の困りごとなどについて相談できる窓口で、本人だけでなく、家族から相談することもできます。


「まだ介護保険を使うか決めていない」

「本人が介護サービスを嫌がっている」

「そもそも、どんな支援があるのか分からない」


そんな段階でも構いません。


相談したからといって、その場ですぐ介護サービスを利用することになるわけではありません。


まず状況を話して、


「今は様子を見てもよさそう」

「一度医療機関へ相談した方がよさそう」

「介護保険の申請を考えてもいいかもしれない」


など、次に何を考えればよいか整理するきっかけになります。



身体の変化が気になるなら、かかりつけ医へ


急に歩きにくくなった。

食欲が落ちた。

ふらつきが増えた。

以前とは明らかに様子が違う。


そんな身体面の変化がある場合は、かかりつけ医へ相談することも大切です。

「年齢のせいかな」と思っていた変化の背景に、病気や薬の影響などが隠れている可能性もあります。

普段から診てもらっている医師であれば、以前の状態との違いも相談しやすいでしょう。


家族が遠方に住んでいる場合は、帰省中に気づいたことをメモしておき、本人に伝えておくのもひとつの方法です。



「介護認定を受けるほどでは…」と思っていても


介護保険という言葉を聞くと、

「寝たきりになった人が使うもの」

「かなり介護が必要になってから使うもの」

というイメージを持っている方もいるかもしれません。


でも、介護予防を目的とした支援を利用している方もいます。


たとえば、

「最近、外へ出る機会が減った」

「筋力が落ちてきた」

「一人で運動を続けるのが難しい」

といった段階から、生活機能を維持するための支援を検討することもあります。


大きく困ってから動くのではなく、

まだ自分でできることが多いうちに、これからも続けるための方法を考える。

そんな使い方もあります。



親が「まだ大丈夫」と言ったら


家族が心配していても、本人は、

「そんな年寄りじゃない」

「介護なんてまだ必要ない」

「人の世話にはなりたくない」

と言うことがあります。

無理に説得しようとすると、かえって話を聞いてもらえなくなることもあります。


そんなときは、

「介護サービスを使おう」

ではなく、

「最近、歩くの少し大変じゃない?」

「前みたいに買い物へ行けるようにしておきたいね」

など、本人が実際に感じている生活の話から始めてみるのも一つです。


本人にとって大切なのは、「介護を受けること」ではなく、

今までの暮らしを、できるだけ続けられること。

家族も、そこを一緒に考えるところから始めていいのだと思います。



小さな変化に気づけたことが、最初の一歩


久しぶりに親に会って、

「ちょっと変わったな」

と思った。


その感覚を、「気のせいかな」で終わらせずに覚えておくこと。


それだけでも、十分に大切な最初の一歩です。


今すぐ何かを決めなくても大丈夫です。


親と少し話してみる。

兄弟姉妹と共有してみる。

地域の相談窓口について調べてみる。

次に帰省したとき、同じところをもう一度見てみる。


できるところから、少しずつで構いません。




ここまで読んで、

「介護保険って何から始めればいいの?」

「デイサービスを利用するまで、どんな手続きが必要?」

そんな疑問が出てきた方へ。


リハニックでは、はじめて介護保険について調べる方に向けた「はじめての介護保険ガイド」をご用意しています。


今すぐサービスを利用すると決めていなくても大丈夫です。

まずは、どんな選択肢があるのかを知るところから始めてみてください。



 
 
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