要支援1・要支援2でデイサービスは週何回?実際の利用回数と決まり方
- 3 時間前
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「要支援1になったら、デイサービスは週1回まで?」
「要支援2なら、週2回通えるの?」
介護認定を受けてデイサービスを探し始めると、利用回数について疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
実際に検索すると、
「要支援1は週1回、要支援2は週2回」
と説明されていることもあります。
確かに、実際の利用でもそのような回数になるケースは多くあります。
ただし、要支援1・2の方が利用するサービスは、要介護の方とは少し仕組みが異なります。
結論からいうと、
要支援1だから必ず週1回、要支援2だから必ず週2回、と全国一律に決まっているわけではありません。
今回は、要支援1・2のデイサービス利用回数について、制度の仕組みと、リハニック3店舗・3か月分の実際の利用予定、さらに現場でよく聞く「その回数になった理由」から考えてみます。
要支援1・2のデイサービスは「総合事業」
要支援1・2の方が利用する通所サービスは、主に市町村が実施する「介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)」の中で提供されています。
総合事業は、全国ですべて同じサービスを提供する仕組みではありません。
厚生労働省も、総合事業について、市町村が中心となり、地域の実情に応じた多様なサービスを充実させる仕組みとしています。
そのため、サービスの内容や利用の考え方などには、市町村による違いがあります。
「要支援1なら何回までですか?」
という質問に、全国共通で「○回です」と答えにくいのは、このためです。
まずは、お住まいの市町村や地域包括支援センター、担当のケアマネジャーなどに確認する必要があります。
では、実際には週何回通っている?
制度だけでは少し分かりにくいので、実際の利用状況を見てみましょう。
リハニック3店舗について、2026年5月〜7月の3か月間に要支援1・2だった方の「利用予定回数」を集計しました。
欠席すると実際の利用回数は少なくなるため、今回は「どのくらいの頻度で利用する予定だったか」が分かる予定回数を使っています。
要支援1は、ほとんどが週1回相当
要支援1は182名。
3か月分を月ごとに集計すると、要支援1では延べ502件の利用予定データが確認できました。
そのうち、
月4〜5回の利用予定が494件、全体の98.4%。
ほとんどが、週1回程度の利用でした。
月1〜3回となっている月も一部ありますが、月途中から利用を開始した場合なども含まれるため、単純に「月3回利用の人」とは判断していません。
今回の3店舗の実績を見る限りでは、要支援1はかなり週1回利用に集中していました。
要支援2は「週2回」が多数派。でも約3割は週1回
一方、要支援2は99名。
3か月で確認できた延べ270件の利用予定データを見ると、
月8〜10回:180件(66.7%)
月4〜5回:83件(30.7%)
それ以外:7件(2.6%)
となりました。
つまり、約3分の2は週2回程度。
一方で、約3割は週1回程度の利用です。
「要支援2なら、みんな週2回通っている」
というわけではないことが分かります。
では、なぜ同じ要支援2でも週1回の人と週2回の人がいるのでしょうか。
そこで、実際に利用者様と接しているリハニック各店舗のスタッフに、利用回数を決めるときによく聞かれる理由を尋ねてみました。
「まずは週1回から」が意外と多い
複数の店舗から聞かれたのが、
「慣れるまでは週1回で」
という希望でした。
初めてデイサービスを利用する方にとって、新しい場所へ通うことはそれだけでも大きな変化です。
どんな人がいるのか。
どのくらい運動するのか。
自分にも続けられるのか。
最初は不安を感じる方もいます。
そのため、要支援2で週2回の利用を検討できる場合でも、
「まず週1回から始めて、慣れたら増やしたい」
と希望されるケースがあります。
「疲れる」「忙しい」から週1回
本人からは、
「週2回だと疲れそう」
「通院や趣味もあって忙しい」
「他の曜日には予定がある」
といった声も聞かれました。
デイサービスの利用だけで、その人の生活が成り立っているわけではありません。
病院へ行く日もあれば、買い物や趣味、家族との予定もあります。
体力にも個人差があります。
そのため、利用できる回数だけを見るのではなく、その人の生活全体の中で無理なく続けられる回数を考えることも大切です。
「もっと通いたい」という声もある
反対に、
「できれば週2回通いたい」
「もっとリハビリをしたい」
「週1回より2回の方が効果がありそう」
という希望もありました。
要支援1の方から、「本当は週2回行きたい」という声が聞かれる店舗もあります。
また、家族からは、
「できるだけ外出する機会を増やしたい」
「家にいる時間を少なくしたい」
「たくさん身体を動かして元気でいてほしい」
といった希望も聞かれました。
本人と家族で希望する回数が違うこともあります。
回数は「介護度」だけでは決まらない
今回、各店舗から集まった話を整理すると、利用回数にはさまざまな要素が関係していました。
本人の体力や希望。
家族の希望。
通院や趣味など、ほかの予定。
まずは新しい環境に慣れたいという気持ち。
利用したい曜日。
事業所の空き状況や送迎。
そして、市町村ごとの総合事業の仕組みや運用。
こうした事情を合わせながら、実際の利用回数が決まっていきます。
そのため、
「要支援1だから週1回しか無理」「要支援2だから週2回通わなければならない」
と介護度だけで考えるより、
「自分は、どのくらいの頻度なら無理なく続けられそうか」
を一緒に考えることが大切です。
「週1回で足りる?」「週2回に増やしたい」と思ったら
デイサービスの利用回数について疑問があるときは、まず担当のケアマネジャーや地域包括支援センターに相談してみましょう。
市町村によって総合事業の内容が異なるため、利用できるサービスや回数について確認できます。
また、現在デイサービスを利用している方でも、
「もう少し運動する機会を増やしたい」
「反対に、少し疲れるようになってきた」
「生活の予定が変わった」
など、状況が変わることがあります。
本人の状態や生活が変わったときは、利用回数を見直せる場合もあります。
まずはケアマネジャーや事業所に相談してみましょう。
大切なのは「何回通えるか」だけではなく、「どう続けるか」
今回の3店舗のデータでは、
要支援1の方は、ほとんどが週1回程度。
要支援2の方は、週2回程度が多数派でしたが、約3割は週1回程度でした。
同じ介護度でも、利用回数が違うことがあります。
その背景には、制度だけではなく、一人ひとりの体力や生活、希望があります。
デイサービスは、たくさん通えばそれだけで良い、というものでもありません。
無理なく通い続けながら、そこで行った運動や活動を日々の暮らしにつなげていくことも大切です。
「自分の場合は何回くらいがいいんだろう?」
そう思ったら、回数だけで悩まず、まずは今の生活や「これからも続けたいこと」を相談してみてください。
リハニックでも、見学や体験の際に、現在の生活や身体の状態、どんなことを続けていきたいかを伺いながら、サービスをご案内しています。
お近くの店舗やサービスについて知りたい方は、店舗一覧からご確認ください。



