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うまく頼むな、まずブツを投げよ。-上手な指示(プロンプト)より、困りごとを見せてみよう-

12 分前
読了時間: 4分

AIを説明する時に一度は出てくる「プロンプト」。

まずゴールを示して、条件・制限、逆質問など…なんて言われますが。


そもそもAIを使い始めの頃って、何をしたらいいかわからない状態なんですよね。


「これをAIで解決しよう」って決められればいいですが、実際、「これ」が思いつくなら苦労はしないんです。だって、AIが何をできるかがよくわかっていないから。



まずは、愚痴と挑戦状から


私がいつもやることは、

「……これ、終わらないのでは?」

「毎月こんなことやってられなーい!」っていう困り事を、AIにそのまま渡すことです。


要するに半分は愚痴です。そしてもう半分は、私にもできなかった問いを解決できるものならやってみやがれという、ひねくれた挑戦状です(笑)※一通り自分で取り組んでみて、うわーってなった時にAIに駆け込むことが多いです


そして、挑戦状とともに、困り事に関する物を送りつけます。もちろん、個人情報や機密情報に関するものは送らないか、ダミーに差し替えてから。


要するに仲のいい同僚に「見てよこれ!」ってする感じです。わかりますか。

帳票とかのできあがったものじゃなくてもいいです。私がよく投げるのは、共有しても差し支えない範囲での私宛の指示文、私の取り組み途中のメモ、とりあえず調べてみた関係ありそうなURLなど。


そして一言。「助けてー!」っていうおねだり。これを入れるとAIが俄然やる気を出してくれる気がします(私比)。



一発で正解を出さなくていい!


手当たり次第に投げつけると、構造化が得意なAIが、この仕事の意味とゴールイメージ、必要なもの・不要なもの、今つまずいているところなんかを、きれいにまとめて説明してくれるんですよね。


ただし、追い詰められた人間も、そう簡単に譲るわけにはいきませんから(笑)

「いやでも!」「とはいえ。」なんてAIに食いつく。


それに対して、優しい優しいAIは、「そんなに言うなら勝手にすれば」なんてムッとしたりせず、丁寧に丁寧に考え直してくれる。何度でも、何時でも。


気づくと、たいていは良さそうな落とし所を見つけられるんですよね。


伝わるプロンプトで一発なんて狙わなくていいんです。思ったことをそのまま、物を見せながら、友達に愚痴るように投げればいい。



ときには、ゴール自体がひっくり返る


特にすごいなと思うのは、ゴール自体を覆されることがあるってこと。


「これをやりたい」って言っても、生意気にも「その目的ならやる必要はない。むしろ大事なのはこっち」って修正してくる時があるんですよね。

ただし、これが発動するのは、丁寧に情報を渡した、あるいは、AIが十分にこちらの癖や事情を知っている時だとは思いますが。


なので、長時間悩んで方向性を決めるくらいなら、とにかく相談。困り事は遠慮なく打ち明けます。「何が大変かはわからないけれどもう嫌だ」でいいんです。その「何が」を一緒に考えてくれるのがAIなんですから。



AIの答えを、自分の答えにする


そして最後に。AIが出してくれた答えをそのままコピペする人にならないこと。


一番いいのは、もらった答えを自分なりにかみくだいて、「わかった。すなわちこういうことで、私はこうすればいいのね?」と、自分の言葉で繰り返すことです。


できれば、「今のあなたの回答はこういう理由で出てきたんだと思うんだけど合ってる?」って、答え合わせもしちゃう。あとから聞かれた時に、「私はこんな考えでやりました」って説明できるように腹落ちさせるんです。


これ、リアルでも同じですよね。

上司に言われたから…先輩がやってたから…ではなく、なぜ自分はこれをやるのかという判断を入れる。そうすることで、今後似たような悩みにぶつかっても、次は自分なりに解決していけるんじゃないかなと思います。



はじまりは、日常の小さな違和感


AIに何をさせるか、でもなく、どんな指示文を書くか、でもない。

大切なのは、日常であなたが感じている違和感。


「気になったら、とにかくAIに投げてみよ」


それが、AI活用の第一歩かもしれませんね。

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