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ブログ
リハニックを知る
リハニックの理念や考え方、研修・研究、会社やスタッフの取り組みをご紹介します。


感謝で終わらせない、という選択
ある利用者さんで、病院からの退院後、理学療法士の専門的なリハビリを受けたくて、市外からわざわざ、家族の送迎で1時間かけて通ってくる方がいた。 近くに、同じような事業所はいくつもある。それでも「ここがいい」と、毎回1時間かけて通い続けてくれた。 その「1時間」が、どれだけの負担なのか、ちゃんと想像してみてほしい。 送り迎えをする家族の時間も、ガソリン代も、天気の悪い日のしんどさも、全部含めての1時間だ。 だいたいは、ここで完結する話だと思う。熱心な利用者さんがいて、それに応える現場がある。美談として、社内報の隅にでも載せて終わり。「ありがたいですね」で、誰もヒーローにも悪者にもならずに終わる話。 でも、うちの会社はそこで終わらなかった。 「その人が住む市で、サービスを始めよう」 正直、最初に聞いたとき、意味がよくわからなかった。一人のために、新しい拠点を作る。コストで考えたら、まったく割に合わない。稟議の途中で誰かが冷静になって止めていてもおかしくない話だと思う。「気持ちはわかるけど、現実的じゃないよね」って。 でも、うちはやった。...
7月20日


人を、今だけで見ない会社の話。
うちの採用担当は、なんか変。(いい意味で) 先日、社内のあるメールを見てそう思いました。 それは、仙台市の機能訓練指導員の求人。理学療法士として応募された方との面接を終えて、採用担当から送られてきた所感。(ちなみに採用担当も理学療法士です) 人柄や将来性への期待。 今の経験とは少しミスマッチがあるけれど、将来的にきっと活躍できる人材になるという見通し。 だからこそ、今ではないけれど、いつかまたタイミングが整ったら声をかけたい。 なんなら、自分の人脈で良い職場を紹介してもよいくらいだ、 とまで。 そんな「人を見る目」が、文章の端々から伝わってきたのです。 単なる合否判断ではない。 可能性や時間軸まで見据えた「見立て」が、そこにはありました。 こういう場面に出会うたびに、私は思います。 この会社は、「人の現在地」ではなく、「変化の途中」を見ている会社なんだな、と。 最大瞬間風速ではなく、この風はどんな意思を持って、どれくらいの力で、どこへ吹こうとしているのか。それを一緒に考えてくれる会社だと思っています。 総務という立場上、会社のさまざまな場面に居合
7月3日


AIに相談して、ちょっと怖くなった話 ~便利さに頼る私が、立ち止まった理由~
最近、こんな記事↓を読んで、ちょっとドキッとしました。 研究:AI、ユーザーに寄り添い「誤った助言」 人間より49%多く行動を肯定する危うさ AIとの対話によって、人の考え方が知らないうちに強化されていく可能性がある、という内容です。 これ、私の話です 私は普段から、AIにちょっとした相談をすることがあります。 仕事のことだったり、考えがまとまらないときだったり、時には健康のことを調べたり。 やり取りしていると、不思議とスッキリするんですよね。 自分の考えが整理されて、「これでいいのかも」と思えてくる。 でも、あるときふと気づきました。 あれ?これって「整理されている」だけじゃなくて、"自分の考えが強くなっている(確信に変わっている)" だけじゃない?って。 AIは否定しない AIって、基本的に否定してこないんですよね。 こちらの話を受け止めて、筋の通る形に整えてくれる。 それがすごく心地いい。 でも裏を返すと、 「自分にとって都合のいい形に整っていく」 とも言えるんじゃないかと思いました。 この記事を読んでハッとしたこと その記事を読んで、一番
4月28日


医療の「その先」を支えるために。 第58回CVIT東北地方会(福島)での学びと、僕たちの役割。
はじめに:場違い感から始まった、福島での一日 先週、福島県で開催された『第58回日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)東北地方会』に参加してきました。 カテーテル治療の最前線に立つお医者様たちが集まる学会です。 会場に着いた瞬間、正直に言うと「場違いなところに来てしまった…」と、ものすごいアウェー感に襲われました(笑)。 周囲は先生方ばかりで、分科会も専門的なオペの話が中心。リハビリ型デイサービスの経営者である僕がここにいていいのか、と不安いっぱいのスタートでした。 でも、一日を通して参加してみると、心の底から「来てよかった。来なければ機会損失だった」と感じる、素晴らしい学びの時間になりました。 1. 「レジェンド」佐藤匡也先生から教わった、組織のあり方 今回の学会で、僕が勝手についていくことに決めたのが、坂総合病院の佐藤匡也(ただや)先生でした。 分科会で若手の先生に鋭く、かつ的確な質問を投げかけるおじいちゃん先生(失礼ながら!)を見て、「この方は絶対にすごい」と直感したんです。 後で知ったことですが、佐藤先生はカテーテル治療の世界で
2月26日


若者の就職意識が低体温に見える理由を、少し違う角度から考えてみた
毎朝チェックしているビジネスメルマガで、「若者の就職意識の変化」に関する調査結果を目にしました。 そこに書かれていたのは、2019年から2025年にかけての学生と企業側の意識や行動の変化。 「働くのは報酬のため」 ――ここは、まあ、なんとなく聞いたことがありました。 でも、 「仕事を通じた成長をあまり求めていない」 ……え!? 自分が成長することに興味がない? そんなに自分を大切にしていないの?自尊心低いってこういうこと? レポートを読み進めていくと、見えてくるのは、「最近の若者は向上心がない」と言われがちな姿です。数字だけを見ると、たしかにそう見える部分もある。 けれど、その結果を読みながら、私はどうしても拭えない違和感を覚えました。 なぜなら、私の身近で働く若い人たちは、決して無気力なんかじゃないからです。 前に出て自己主張するタイプではないけれど、目の前の仕事には真剣で、利用者さんや同僚のことをよく見ていて、気を遣いすぎるくらいです。 声が大きくないだけで、エネルギーがないわけじゃない。いつも一生懸命で、仕事の合間にふっと見せる笑顔が、キラ
2025年12月16日


理学療法士がいるデイサービスの魅力と、柔道整復師による専門リハビリ ― リハニックの取り組み
はじめに 高齢化が進む現代社会において、「いつまでも自分らしく生活したい」という願いは多くの方に共通する思いです。そのために欠かせないのが、身体機能や認知機能の低下を予防するためのリハビリ。近年、理学療法士がいるデイサービスや、柔道整復師による運動支援に注目が集まっています。国家資格を持つ専門職が利用者一人ひとりに合わせたサポートを行うことで、安全で効果的なリハビリを続けられるのです。 本記事では、理学療法士がいるデイサービスの強み、柔道整復師によるリハビリの特徴、そして両者の専門性を活かしたリハニックの取り組みについて詳しく解説します。 理学療法士がいるデイサービスの強み 理学療法士(Physical Therapist)は、病院や介護施設など幅広い現場で活躍するリハビリの専門家です。デイサービスに理学療法士がいることで、次のようなメリットがあります。 医学的知識に基づいたリハビリ骨や関節、筋肉、神経といった身体の構造を理解し、生活動作全般の改善をサポートします。 生活に直結するリハビリ「歩く」「立ち上がる」「着替える」といった日常生活の動作を
2025年9月24日


筑波大学との共同研究スタート
誰ひとり、とりこぼすことのない未来へ 地方における「介護難民」という課題 一般的に、リハビリ型のデイサービス事業所が健全に運営されるためには、送迎範囲内の高齢者人口が多い方が有利と言われています。なぜなら、介護サービスは国が報酬を決めており、利用者が多い地域でなければ、運営が厳しくなるからです。 例えば、送迎範囲が広すぎると、送り迎えにかかる時間や費用が増え、受け入れられる人数を減らすか、送迎車やスタッフを増やす必要が出てきます。 リハニックでも、送迎区域外のためにサービスを提供できないことがあります。中規模な商圏に位置していても、このような状況が発生します。 送迎不可となった方々は、他に利用できるデイサービスがない場合、適切なケアやアドバイスが受けられず、身体状況や認知状況が悪化してしまうことがあります。 「そんな方々を救いたい」と高い志を持って事業所を開設する方もいますが、上述の通り、過疎地での運営はボランティアに近い状態になることが多いです。これにより、スタッフが疲弊してしまい、善意だけでは続けられない現実に直面します。
2025年5月19日


人が育つ職場には、理由がある。 ──門田先生の研修レポート|リハニックが“学び”にこだわるワケ──
このブログでは、介護職・柔道整復師・理学療法士・鍼灸師・トレーナーとして現場で働くスタッフたちの“リアル”をお届けしています。
「学びがある職場に、人は集まり、人が育つ。」
少しだけ、リハニックの日常を紹介させてください。
2025年3月31日
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